ご挨拶
約20年間、地域活性化分野で地域ブランドづくりに携わって参りました。様々な地域の独特の奥深さに触れたときの感動は、日本の宝であり世界で一番古い国として多重多層の伝統、文化の息吹きが今もなお有機的に地域の生活様式に「当たり前」に溶け込んでいます。
地域固有の日常をブランドとして編み直すことで、そこには唯一無二の体験が生まれます。この体感や感動は、人生において貴重な経験となり地域ブランドにふれた豊かな感覚が人々の想い出となります。おおよそ2,700年続く日本の歴史、文化の中で育まれた地域らしさをもっと豊かに、もっと楽しくしていくことが私たちの使命であり、喜びであると考えています。
ABOUT
「地域の文化を豊かにしてゆくこと」とは
歴史が育む、地域固有の文化
日本という島国に人が住み始め、市が立ち、人と物の交流が生まれます。人々は日々生活し、長い時間を経て今に至っています。この時間の流れを歴史と呼ぶならば、歴史のあるところに私たちが営んできた様々な生活様式をもった文化が存在します。文化は地域の特色に応じた伝統を生み、その地で長きにわたって継承されてきました。
家の構造、食文化、方言、信仰、地域の祭り、芸能など、全国各地には多岐にわたる有形・無形の文化があります。豪雪と養蚕空間の確保から考案された合掌造り、藩主の融和策として始まった郡上踊り、上方で流行った地唄が熱田で変化して生まれた都々逸——それぞれの文化は、その土地の風土や歴史を背景に育まれてきたものです。
変化しながら、伝わっていくもの
伝統的な文化であっても、当初のままの姿をとどめているものは多くはありません。かたちを変えながら継続してきた背景には、時代的な変化や社会状況、暮らしの知恵や工夫があります。
かつてある地域の商人たちの習わしであった恵方巻は、現代において全国に広まりました。平安時代の朝廷が御霊会として始めた祇園祭は、16世紀には町衆が担い手となり今日に至っています。家の構造や町並み、祭りの担い手も、その時々の状況に応じて手が加えられながら受け継がれてきました。文化や伝統が人の手で活かされている限り、今後も止まることなく変わり続けていくでしょう。
旅人の目が、地域の価値を照らす
地域に住む人々にとって、引き継がれた伝統や文化は日常生活の一部であり、何の変哲もない光景かもしれません。しかし、その地を訪れた旅人には、初めて目にするものがあります。祭り囃子や家並み、秋の夕暮れに田んぼで焼く稲わらの匂い——そうした景色との出会いが旅の醍醐味となります。
旅人の視点に立つと、この地でしか出会えないもの、ここでしか手に入らないものが見えてきます。逆に、地域に住む人々は旅人の新たな視点に触れることで、伝統の意味深さを再認識し、自分たちの文化を見直すきっかけを得るでしょう。人と人、時代と時代が織りなすこの双方向の刺激が、新たな伝統として培われていきます。
文化を育てることは、地域と人を育てること
昨今、ユネスコや国の文化財登録をきっかけに、日本の伝統や文化、祭りが世界各地に向けて紹介されるようになってきました。そこに住まう人は地域文化の重みを再認識して育み、旅人は新たな知見を得て心を豊かにする——この循環は人の交流だけでなく、経済的な効果をも生み、地域の活性化と連動させていくことが可能です。
文化や伝統は、継承する人がいてはじめて成り立つものです。訪れる人の好奇心と、住まう人が自らの文化の特性を再認識して手をかけていくこと——その積み重ねが豊かさにつながります。文化を豊かにしてゆくことは、地域を「育てる」こと、そして心を「育てる」ことです。その中心には必ず人が、人の手が存在しています。人の手なくして「育む」ことは難しいのです。
WORKS
実績のご紹介
福井県立福井農林高校
アドバイザー、講師
福井市まちなかイベントプラットフォーム
アドバイザー、研修講師
福井市企業局1F コワーキングスペース
OOTE Ⅲ 立上げメンバー
南条SA上り 道の駅 山里海
総合コンサル業務
(地域色を活かした道の駅づくり)
観光推進エリア新商品開発事業
プロデューサー
(大野・勝山・永平寺)
七間楽市 立上げ支援
大野城下の七間通りマルシェ
かつやま恐竜の森
勝山菓子組合 ジオターミナル限定商品
開発プロデューサー
働く障害者の生産力アップ事業
コーディネーター
その他
地域ブランディング実績多数
CREDENTIALS
福井県産業教育アドバイザー
農山漁村発イノベーションプランナー(旧 農林水産省 6次産業化プランナー)
COMPANY
会社案内
2011年1月
地域ブランドデザイン’s
福井県福井市上森田4-504
中川 陽如
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